食と農

2008年6月 6日 (金)

ツルネン議員来場

 有機農業推進法を一昨年成立させたのが、超党派の有機農業推進議員連盟です。そのひとり、フィンランド生まれのツルネン議員が先日大仁農場に視察に来られた様子をブログ(日刊ツルネン)に書いていますので、ご紹介いたします。

Hojou  「大仁農場では、農医連携、すなわち農業と医療の連携ということに着目しており、農場は患者の食事の食材を生み出し、花苑は観賞用の花を提供し、森林は格好の散策路となっています。そして、農場近くに建てられた病院では園芸療法や理学療法が積極的に取り入れられ、農場の環境を最大限に生かしているのです‥」

 病院ではなく、診療所なんですけれど、農医連携のことを評価していただき、大変うれしく思いました。ノルディックウォーキングの故郷、フィンランドから帰化されたツルネン議員の言葉なので尚更です。次回は是非、ここでノルディックウォーキングを体験していただきたいと願っております。

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2008年5月19日 (月)

一食抜いてみる

 現代人は食べ過ぎの害があります。からだをそんなに動かしていないのに、頭が疲れているから余計食べたくなります。それで余分な脂肪がお腹にたまっていき、病気の原因になるというのです。子どもの頃はお腹と背中がくっつくぐらいに空腹になって、「母ちゃん、ごはん!」と叫んだものです。でも、今は時間が来れば食べようかというぐあいです。

Kuufuku2

 昭和の文豪谷崎潤一郎は「西洋人や勤め人は食事の時間を決めているが、あれは日本人には向かない」と書いています。そして、日本人は西洋人のように几帳面に運動などできない、だから粗食がおすすめ、とメタボ時代を予測したかのような発言をしています。

 そうはいっても無理なダイエットや断食療法は体調が悪くなる可能性があります。そこで一食抜いてお腹をスッカラカンにしてリセットするプチ断食をおすすめします。もちろん、やせていて、食欲や体力が落ちている時はやめてくださいね。水分はちゃんととって、しっかりと空腹と満腹を感じ、抜いた後の食事もゆっくり味わうようにとってください。せかせかと落ち着かない心が一食抜いただけで、ほら、リラックスhappy01しているでしょ。

Kuufuku

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2008年4月15日 (火)

清浄な土に触れること

 私の勤めるクリニックの隣には農場がありますが、クリニック敷地内にも小さな自然農法の菜園が作られています。

 その畑は斜面の途中の平坦な土地にあります。おそらく、土が流れ落ち自然に平らになったのでしょう。おかげで畑の上は凹面鏡のような形になっています。斜面全体が南向きになっていて、凹面鏡で光を集めたように、ポカポカとした日だまりとなります。北風や西日からも守られた、自然のプレゼントとも言うべき絶妙な環境です。

Ryouinsaienm  担当者を中心に三年目の畑づくりが行われています。この日(12日)は里芋とニラを植え付けました。イノシシなどの害がなければ、夏には大きな里芋の葉で一杯になるでしょう。

 土は生きています。土1gの中に菌が数十億個住んでいます。光や水や温度によって菌はさまざまに変わってきます。巨大なショッピングセンターの生鮮食料品売り場に並んでいる野菜であっても、三つ星レストランできれいに盛りつけされた野菜であっても、菌がなければ生まれません。

 人間の腸も同じです。どんな美しいモデルのような都会人であっても腸には100兆個以上の菌が住んでいます。人間の構成する細胞の数よりも多いのです。「いのち」のかたまりです。いわゆる善玉菌が多く居るほど、健康な体や土になります。

 医食同源という難しい話はまたにして、ここでは土に触れることをおすすめします。化学肥料や農薬を使わない清浄な土は、善玉菌が多く、手触りや匂いが違います。大人も子どもも作業をしているうちにいつの間にか笑顔になり、心がなぜか落ち着く、つまり、立派なリラックス法happy01の一つです。私たちスタッフがそれを実感すれば、皆さんにも自信を持って「あの畑はいのちを育む場所ですよ」と伝えられると思うのです。

 

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