ブナの木おじさん登場
7月6・7日に森林セラピー基地長野県飯山市を視察しました。市役所の方、森の家・山の家のスタッフの方々には大変お世話になり、また良い旅になりました。今回はブナの森が印象的でした。
森に入る時に「ごめんください。入ります」と心の中で挨拶します。宮沢賢治の童話「狼森と笊森、盗森」では、森に大きな声で呼びかけ、畑を作って良いか、家を建てて良いか、森に入って良いか、いちいち許可をとるのです。人が自然の中で生かされているのは、今も昔も変わらないはずです。森の「いいぞお」という声は聞こえませんが、ゆっくりと歩みを進めていきました。
ブナの木肌はすべすべして、ひんやりしています。灰黒色で象の肌のような感じです。見上げると枝を空に向かって広げ、葉の天井を作ります。そのおかげで雨が枝を伝わり、根元に集まるのです。
この写真は斑尾高原赤池周辺の森で出会ったブナの木です。幹の一部が人の横顔みたいに見えますね。豪雪地帯の木は小さな時に雪で折れ曲がったりして成長します。だから不思議な形になってしまうようなのです。「おかあさんといっしょ」の樫の木おじさんを思い出させます。親しみがもてる森の賢人という感じです。
長野と新潟の県境にある斑尾山を含め、関田山脈の尾根沿いを縦走する自然歩道が信越トレイルです。総延長80kmを数日かけてトレッキングする強者もいらっしゃるそうです。赤池周辺は下草刈りがされていて歩きやすく、初心者にはおすすめです。
ついでに動画もつけておきました。バックで美しい声の鳥が鳴いていますが、名前はわかりません。わかる人がいたら教えてくださいね。
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