趣味

2011年5月31日 (火)

relax066 手紙・カードを書く②

 

Goodjob

  仕事のやる気をあげるインセンティブ制度というものが企業でよく行われています。

 心の中で自然に湧く動機付け(モチベーション)に対して、外側からの刺激によって意欲を向上させる方法がインセンティブです。わかりやすくいえば、馬にニンジンを見せて走らせるようなものです。もちろん実際のインセンティブはそんな即物的なものではありません。そして、やる気アップだけでなく、職場の雰囲気をなごませ、スタッフ同士のコミュニケーションを改善する手段として使われます。

 

Goodjobcard_2

 有名なものに東京ディズニーランドのファイブスターカードやANAのグッジョブカードなどカードを利用した方法があります。たとえば、顧客に対してホスピタリティ(おもてなし)の心が発揮されるような出来事があった場合や困っているスタッフが同僚から助けられ業務がスムーズにいった場合など、お手柄のスタッフに対して上司や同僚から称賛と感謝の気持ちをこめてカードを手渡します。そのカード自体が御褒美である場合と、ディズニーランドのように記念品やパーティ参加などの特典が得られる場合があります。

 いずれにせよ「ありがとう」「がんばってるね」というメッセージは自己有用感や幸福感を増します。 クリニックのスタッフがグッジョブの消しゴムハンコを作ってくれました。一番下はどうも私の似顔絵のようです。ありがとうの無い職場は戦場のようなもの、毎日過ごす生活の場として職場にも潤いが欠かせない、というのが私の方針です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月27日 (金)

relax066 手紙・カードを書く①

 ブログ更新が滞りました。心のケアの連載は準備中ですのでお楽しみに。

Arigatohanko

 さて、今回のリラックス法は「手紙・カードを書く」です。仲直りや感謝や相談はなかなかできないもの。直接顔を見て話すとなると緊張感が高まるので、メールを使うことが多いのではないでしょうか。そこをもう少しスローライフ的に、手紙やカードにするのがリラックス法です。

 絵を描くのが好きならば、自作の絵手紙にしてみてください。苦手であっても、市販の便箋・封筒やカードでデザインの気に入ったものを選んでみるのも良いでしょう。ただの用件を伝えるカードやメモ書きにちょっとした絵や一言を添えるだけで親近感が増し、心が和みます。写真は私の診察机にあるハンコです。付箋にチョッと押印するだけで、コミュニケーションがスムーズになると思い使っています。

 

次回は職場や家庭のストレス軽減に役立つインセンティブ・カードについて説明しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月17日 (日)

relax035 短歌・俳句・詩

 画像ではなく、自分の言葉で世界を切り取ってみる方法が短歌・俳句・詩などです。リラックス法として、日常生活の情景をとらえたスナップ写真のような手軽な短歌をおすすめしています。癒されるだけではなく、物の見方が変わり、生活や人生が豊かになります。

 「スナップ!短歌のすすめ~超入門編」では次の9つのステップを踏んで、短歌によるリラックス法の達人を目指すことができます。(リンク先でWord文書をダウンロードできます)
Tenmado  1)ただごと歌からはじめよう
 2)気持ちを加える
 3)スナップ!する
 4)できあがった歌を清書する
 5)声に出して読む
 6)気に入った歌人の歌を何度も読む
 7)五感を使って自然を観察する
 8)感動や喜びを表現する
 9)新しい言葉と出会う

 天窓の 輝く陽射しに 手を伸ばし 宇宙を触る 車椅子の子

 写真は奥熱海療院を広角レンズで撮影したものです。二階展望台とともに、左右に細長い天窓が見えます。手動開閉式で、暑くなったときに簡単に風を取り込むことができます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年4月21日 (火)

relax034 絵・写真を楽しむ

 絵を描いたり、写真を撮ったりするのはどんな意味があるのでしょう。単純に楽しいというだけではありません。自分の目で見た世界を自分なりに切り取って表現したい、人に伝えたい、という気持ちがあるからです。うまく表現できるとうれしいし、心が納得するわけです。

 絵は色鉛筆や水彩絵の具を使ったスケッチから始めると良いでしょう。写真はだんぜんデジカメが初心者向けです。

 このブログでは時々イラストが出てきます。ほとんどは自分で書いたものです。まず、鉛筆で線を書いて、決まったらサインペンでなぞり、スキャナーで取り込みます。適当に処理した後、色を加えます。印はヒョウタンに里楽山(リラクサン)と書いています。ブログタイトルのリラックスに音が似ているのと、「里山を楽しむ」という意味をこめてあります。

Fabercastell1_2  小さい頃から私にとって絵というのは、シンプルな線描画のことでした。しかし、今年こそチェンジ!したいと思い、色鉛筆に手を伸ばすことにしました。実はドイツの老舗ファーバーカステル社製のポリクロモス色鉛筆36色入りが定価よりもずっと安く売っていたのです。試し書きしてみると、今まで使用していたものとの違いがハッキリとわかりました。手の動きに合わせて色が紡ぎ出され、それが紙に吸い付いていく感じなんです。何日か考えてから、購入を決めました。

Fabercastell2  いくら道具が良くても腕がなければ宝のもちぐされです。しばらく練習して、いつの日か色鉛筆画デビューする日を夢見ています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 3日 (水)

relax018 粘土をいじる

 五感のうちで触覚が一番原始的な感覚と言われています。アメーバーのような原始的生物は周囲をさぐりさぐり、ウニョウニョと進んでいきます。ヒドラというイソギンチャクの仲間やミミズなどを調べると、私たちの脳や五感が触覚細胞から枝分かれし進化してきたことがわかります。

Sonoma1  原始人は自分を触って、ああ自分だと認識し、それから物や相手の人に触って、自分にとって安全な物かどうか確かめたのだろうと思います。ところが、今は電話で声を聞くだけ、コンピューターで文字を読むだけのコミュニケーションが多すぎて、触感がおろそかになりつつあります。

 触感を養うために粘土細工を授業に採り入れる学校も多いと聞きます。大人になるにつれて粘土にさわる機会は少なくなります。たまたま子どもの宿題の手伝いで大人が粘土に触れると夢中になってしまいます。そうそうこの感覚だ、と思い出します。骨董収集や陶芸までいかずとも、まず粘土いじりを始めてみましょう。

 造形を上手につくる必要はありません。粘土をこねたり、たたいたり、まるめたり、にぎったりするところからはじめてください。だんだん形をつくっていきたくなるでしょう。木のへらなどを使えば、凝ったものも作れます。でも、ここでは作品を残すのではなく、作るまでの過程を楽しむリラックス法です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

relax011 花を楽しむ

Snow  花は何故咲くのでしょう。虫たちを呼び寄せ、受粉させ、子孫を残すためです。しかし、虫の目にはあのような美しい姿としては見えていません。また、それを鑑賞する心もないでしょう。そうしてみると、花の姿や色合いは人間の目を楽しませるためにあるのかもしれません。姿が見えなくても香りが癒してくれる時もあります。
 自然の中だけでなく、家庭や職場に花を飾ることで、その場の空気が明るく変わります。人工物ばかりに囲まれた都市生活の中にあって、オアシスのように心がうるおいます。花器やその敷物との組み合わせの妙も楽しんでください。見栄えの良い大きくて高価な花は必要ありません。茶花のような小さな花でもあなたとの相性があえば充分です。

 写真は一輪挿しの花療法です。まず、たくさんの花の中からフィーリングがあった花を選びます。次にたくさんの花器の中から花に合うものを選びます。そして、花の姿をじっと見ながら、どの向きが良いか決めて生けます。最後に、生けた花と向き合って、しばし眺めます。花を生けたことのない男性が「何故、心が静まるのだろう」と驚いていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)