母の日によせて
今日の母の日によせて、以前つくった短い詩を掲載します。
昔、近くに住んでいた娘のお友達が胎児の時のことを記憶していました。お母さんが尋ねると、お腹の中はものすごく快適だったのに、突然すべるように外に押し出されて、最悪な気持ちになった、と言うのです。生まれてしばらく右目が見えなかった、と言うので、お母さんも記憶をたどってみると、確かに胎脂が右のまぶたを塞いでいたことを思い出したそうです。
そこで私の二歳になる娘に尋ねてみると、しばらく首をかしげて考えてから、「そんな昔のこと忘れちゃったわ」とニコッと笑って答えました。
もちろん、あとで作られた記憶かもしれませんが、胎内環境を良くするために、お母さんが語りかけたり、音楽を流したり、怒らないようにしたり、という胎教は有効だと思いたいですね。
「生まれなければ良かった」と言って泣く人がいます。「生まれなくていい人はいないんですよ」と語りかけても納得できるものではありません。そんな風に思えれば悩みを打ち明けたりはしませんから。でも、いつかこの詩のような実感が得られればいいな、と祈っています。では、すべての人に「母の日、ありがとう。おめでとう。」
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