心と体

2008年6月22日 (日)

プチ瞑想する

 瞑想はこころを安定化させる修行としてはじまりました。ここでは、座禅のような厳しさはないけれど気軽にできる「プチ瞑想」をおすすめします。

 夕食後か就寝前に、明かりを落として、静かな音楽や自然の音を聞きながら、ゆったりとした椅子に腰かけて目を閉じます。雑念を去ろうとしても難しいので、音に集中したり、きれいな色や風景をイメージしながら、ゆっくりとした呼吸をしていきます。

 ひと呼吸ひと呼吸、イメージを深めていきます。また、疲れがとれますように、などという願いをこめます。

Monohoshigaeru  忙しい毎日を過ごしているうちに、本当の自分を見失ってしまってしまう人がいます。ちょっと立ち止まって、自分を取り戻す作業が必要です。写真は物干し竿の中で一休みするアマガエルです。カエルだって、いつもピョンピョン跳んでばかりいるわけではありません。自分にカエル、自然にカエル、プチ瞑想で生き返る!

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2008年6月 6日 (金)

がんばる?がんばらない?

 A型性格って知っていますか?これは血液型とは別物です。1950年代にフリードマンらは無意識にストレスを作ってしまう行動パターンをまとめ、そう名付けました。

A   目的にむかって自己中心的に突っ走り、責任感や競争意識が強く、短気で完全主義、時間に追われて休まない、という特徴があります。この性格が動脈硬化を促進し、心筋梗塞などの病気を起こしやすいと分かりました。

 本人の元々の性格だけでなく、競争社会や都市生活がイラストのようなミスターAタイプを量産し、更にそれに影響して巻き込まれる人も出てきます。

 でも、ストレスがみんないけないのかというと、そうではないのです。例えば、寒暖の差などの自然の厳しさや激しいスポーツによって、人は心身ともに鍛えられ健康になります。また、世間の荒波にもまれて社会人として一人前になるということはよくある話です。

Balance_2  ストレスを受けると、私たちの体の中にはストレスホルモンが分泌され、交感神経を刺激し、ガンバリ(戦闘)モードになります。ストレスが去れば、リラックスモードのスイッチが入り、心身ともに落ち着きます。これが正常なストレス反応です。人間はこの二つのモードをバランスをとりながら生きています。

 心も体も少し無理をするガンバリモードのあとに、充分癒されるリラックスモードの保養が必要なのです。どっちかに偏っていたり、中途半端であったりすると、いけないのではないでしょうか。リラックス法の達人は、実はメリハリとバランスの達人でもあるのですhappy01

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2008年5月14日 (水)

ツボ押し体験アンビリーバボー

  人間の体の不思議な性質にツボというのがあります。足の裏や手に、体の各部に対応したツボがあり、そこを軽く刺激するだけで、それに対応した部分が楽になってくるのです。色々なツボの見方がありますが、ここでは覚えなくても簡単にできる手のツボをご紹介しましょう。

Hand1_4 Hand2_2

 左手の甲を人体になぞらえてみてください。たとえば、右肩が痛ければ、黒丸印(人差し指と中指の分かれる所)を押して痛い部分があります。

 そこを楊枝の頭の部分でトントンと軽く刺激したり、指で揉んだりすると、肩の痛みが軽くなることがあります。右手を使う場合は、裏表にせず、薬指と中指の分かれる所に圧痛点を探します。

 首や背中を後ろにそらせても痛くてそりにくい感じがあります。その時に中指を引っ張りながら甲側にそらして柔軟にすると、あら不思議、首や背中も後ろに曲がりやすくなります。

 ツボは解剖学的に調べても他の場所とは何ら違わないそうです。でも、目くじら立てず、その人にとって効果があるならば、リラックス法happy01として生活に取り入れたら良いと思っています。でも、強い刺激は禁物です。 

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2008年4月22日 (火)

「めざまし」「スッキリ」「朝ズバッ」は「とくダネ」

 おはようございます! と挨拶するのは、今日が宿直明けだからです。さわやかな朝の空気を胸いっぱい吸って、散策から帰ってきました。

Photo  普段は出勤の準備に費やされる朝の時間。早起きは三文の得とは知っているけれど、なかなかできないものです。でも、高原や山に旅行に行くと、何故か早く目が覚めて、散歩したくなります。その上、ご飯も美味しかったりして‥。不思議です。

 東の空から白々と夜が明けてくると、一斉に鳥や虫が鳴き始めます。喜びの大合唱です。人が活動する頃にはだんだんと静かになってしまいます。日の出の時が一番エネルギーが強いんだ、と言って毎日御来光を拝む人がいますが、科学的には証明されていません。しかし、こうやって朝の光を浴びて元気になる自分を見ると納得してしまいます。

 人間のからだには月と同じ25時間周期の時計が埋め込まれています。だから、外界から遮断した環境では毎日1時間ずつズレちゃうそうです。それをうまく時間通り調節するのが朝の光。目から入った光が脳の親時計をセットし、そして皮膚やら内臓やらにあるたくさんの子時計の時間を合わせていくのです。すごいでしょ。

 また、光を浴びると副腎から元気ホルモンが出るという動物実験もあります。

Photo_2  夜型人間の多い現代社会は夜も人工的な光でいっぱいです。健康な野菜を育てるため、大仁農場は明るすぎる街灯はありません。夜は星と月明かりがメインです。現代人はたまにこんな保養地で体内時計をリセットする必要があると思います。

 おっと、そんな小難しいことを考えたら、朝のさわやかさが台無しです。クリニックの見える園芸療法ガーデンのベンチに腰を下ろして、朝の美味しい空気をいただくこと、これが私の今日のリラックス法happy01です。

 

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2008年4月18日 (金)

笑う過渡期に福来たる

 笑う門には福来たる、と言いますが、笑いがリラックスhappy01効果を高め、健康に良いというのは誰もが認めることでしょう。

 ノーマン・カズンズというジャーナリストが「笑い」で自分の病気を二度まで克服した経験を本にしています。

 日本笑い学会の副会長、昇幹夫医師も有名です。吉本新喜劇を観た後に抗がん力がアップしたという研究はマスコミに大きくとりあげられました。また、がん患者さんとともにモンブラン山麓をトレッキングする「生きがい療法」などの実践者でもあります。

Laughingm_2  昇先生のお話を小さな集まりで車座になって聞いたことがありますが、ほとんど「笑かされて」内容は覚えていません。理屈よりもまず笑ってみようよ、というわけです。

 癒しの環境研究会では「笑い療法士」1~3級の資格制度を作り、昨年までに300人が認定されたそうです。医師・看護師から一般の方まで職種はいろいろですが、「笑い」や「感動」を通じ、闘病中の患者さんに寄りそっていく、という願いがこめられています。ノーマンカズンズが医師から「そんなことで治るか」という冷ややかな笑いを浴びたのと、えらい違いです。

 ただ、いずれも「笑い」を特効薬のように考えるのでなく、人生や健康を豊かにし、より良い方向に導くための「灯明」のようなものととらえています。元々笑えない性格の人もいますし、笑えない人生を送ってきた人もいます。「笑って」というのがコクな場合もあるのです。しかし、ともに微笑み、ともに笑いあえる機会を地道に作ることで、いつの日か行く先を照らす光がともるのではないでしょうか。

 「笑いそうだけどもどうしても笑えない」人も、「笑う過渡期に福」が来ますよ、きっと!

 

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2008年4月 8日 (火)

自分をハグする

 今日は関東・東海の天気がずいぶんと荒れました。大仁農場でも風の爪跡がつきましたが、これは自然を相手にする生活では時々あること。「明けない夜はない」と言いますが、嵐もいつかは去っていきます。そうすれば、すぐに復帰を目指して着々と歩き始めるだけです。

 さて、今日は超簡単にできるリラックス法を紹介します。

 何か心が落ち着かない時に、自分をハグしてみるんです。両腕を胸の前で交差させて、目をつぶりながら自分の肩や腕をそっと抱きしめ、「ご苦労様。いつもがんばっているね」と自分にいたわりの声をかけてみてください。

3_2  子どもの時にお母さんの手を握ったり、指しゃぶりをしたりするとホッとすることがあったと思います。大人になったあなたはつい忙しすぎて我を忘れてしまいがちではありませんか?考えてみると、いつも身近にいるのに、「がんばってるね」の一言もなく、ずいぶん自分に冷たくしていることに気づかされます。こうして自分をハグしてみると、あなたの腕の中で、あなたが確かに息づいているのを感じるでしょう。

 自分自身をしっかりとつなぎとめること、旅を続けた船が港でいかりを降ろして休む、のに似ています。簡単だけれど、盲点のようなリラックス法happy01でしょ?

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2008年4月 1日 (火)

すべて世は事もなし

 今日はとても暖かくなりました。朝、農場に着くと、いきなりヒバリが鳴き始めました。

 ヒバリはジャズセッションで笛を鳴らすようににぎやかにさえずるのに、高い空で一点にとどまって羽ばたいているので、見つけにくいのです。

 私は普段からヒバリが鳴くやいなや、その方向にバッと振り向いて、なるべくはやく見つけてあげます。それが一生懸命なヒバリへの礼儀かなと思うからです。

 でも、以前畑に降りてのんびり歩いているヒバリに会って、ちょっとびっくりしました。いつも空を飛んでいるスーパーマンがさえない中年の新聞記者だった感じがして。

 一直線に空に昇るヒバリのことを、あげヒバリ(揚雲雀)と呼ぶようです。英国詩人のロバート・ブラウニングの「春の朝」(上田敏訳)という詩に登場します。

Tentakaku_2 時は春、
日は朝(あした)、
朝(あした)は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。

 特別にラッキーなことがなくても、なんだか朝から世界が自分と「しっくりくる」感じが、予想外の幸福感をかもしだすんだねー、という詩です。

 だから、ヒバリを見つけたら、次に「すべて世は事も無し」とつぶやいて、「しっくり」を味わうのが、私流リラックス法‥です。

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2008年3月31日 (月)

つかの間でも自然との逢瀬を楽しむ

 私の職場は自然に囲まれています。建物は耐震・耐久性から鉄骨支柱にしてありますが、内部はふんだんに木を使っています。

 人類が誕生して数百万年。その99.9%は自然の中で暮らしてきました。人は自然と交流しながら生きてきたのです。

 人工物はそうした交流は苦手です。でも、いつのまにか人は人工物に囲まれる生活に慣れてしまいました。

 せっかく自然の中にあるのですから、クリニックの建物はなるべくその雰囲気をこわさないよう色々な工夫がしてあります。その内容はまたいつか御紹介しましょう。

 さて、それほど配慮してあっても、診療の終わった後に外に出てみると、すがすがしい気分になります。

Amagiyubem_2  今日はずっと冷たい雨が降り続いていましたが、夕方にはすっかりあがりました。夕焼け空の下、里山から遠く天城連山まで幾重にも山並みが重なり、ここかしこにモヤが立ちのぼっています。幻想的な風景を眺めながらゆっくりと深呼吸をすると、しっとりした空気が肺を満たし、一日の疲れが一瞬で消えていました。

 つかの間でも自然とふれあう、というリラックス法。数百万年間の自然とのきずなは強く、一瞬の逢瀬でも恋慕の情が満たされるようです。happy01

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2008年3月28日 (金)

いよいよブログ開始です

伊豆大仁の保養地にある保険診療機関 エムオーエー奥熱海クリニックの院長 さくまてつや です。いよいよ今日からブログを開始します。題して「リラックス法の達人」。

クリニックの情報や診療の概要については公式ホームページをご覧下さい。アドレスはhttp://www.okuatami.com/

ここでは私「さくま」が個人的に実践している簡単なリラックス法をご紹介していこうと考えています。クリニックは心療内科を標榜していますが、ここでは専門的な内容をお伝えするつもりはありません。もちろん、クリニックとは切り離したものですので、個人情報に関わることも出てきません。気軽にお読み下さい。

Nordicsakuma  さて、この写真はスキーではありません。

 今年は大仁でも雪が積もりました。その時に、ノルディックウォーキングというストックを使った歩行運動をしました。

 足腰の負担が軽いのに、全身の運動になり、すぐに身体が温まります。スイスイと滑るように新雪の上を歩く楽しさは格別です。

 ブログもスイスイと更新していきますので、ヨロシク!

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