中井弘和理事の紹介
公益財団法人農業・環境・健康研究所の理事のお一人、
中井弘和先生をご紹介しましょう。
静岡大学農学部にて1991年研究の焦点を
自然農法に移して以来、一貫して自然農法に適応する
育種に関わっていらっしゃいます。
同時に、いのちをつなぐ社会や教育の重要性を
強く訴える活動をされています。
静大副学長時代、創立50周年記念行事を
「人間と地球環境」というテーマのもとに開催し、
地球交響曲(ガイアシンフォニー)第三番の上映や講演会
などに市民2000人・大学関係者1000人を集めました。
現在も大仁農場で育種研究を行いながら、
静岡いのちの電話理事長、
清沢塾(耕作放棄の棚田を不耕起・無農薬・無肥料に
よって自然復元する活動)塾長などを担い、
多くの人へ熱いメッセージを発信し続けています。
公益財団法人の前身、微生物応用技術研究所の
H24研究報告書に次のような一文を寄せています。
「自然農法は、農業技術であることにちがいないが、
一方、人の生き方を問う思想としての側面が強い。…
自然や人間の心身を真摯に見据え、
科学的データを蓄積しながら
互いに連携を密にして、
あるべき未来への道を探ることが今求められる」
農医連携は冷めた学門・技術でなく
次の世代に「いのち」の環境を伝えていこうという
研究者たちの熱い志にあふれています!
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