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2011年2月 5日 (土)

傾聴モード①

 傾聴の達人は傾聴を単なる手段とせず「生き方」にできる人かもしれません。しかし、ほとんどの人は日常のどこかで傾聴できない気分の時や場や人間関係があります。それが人間らしさというものだと私は思います。

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 ですから、一般には傾聴しようとする時に心構えが必要となります。これを「傾聴モードになる」と表現することにします。これは建前というのでも、おのれを偽るということでもありません。あなたの中のいくつかのチャンネルの一つに傾聴モードを確立しておき、そこに合わせていくことです。

 まず、自分が傾聴にふさわしい者であるというイメージを持ちます。キリストやブッダのような理想像でも良いのですが、自分が尊敬する身近な人や有徳者の方が具体的なイメージが持ちやすいと思います。たとえば、私は今年百歳になられる日野原重明先生をイメージします。足もとにも及ばぬ私も、何だかゆっくりとした先生の語り口や柔らかい表情になっていくような気がするから不思議です。

 次に、あなたは相手の話を聴くんだという決心、覚悟みたいなものが初めは必要になります。といっても、力みは禁物です。傾聴モードのスイッチをONする程度の意識の仕方です。もし、部下や子どもの話を聴いているうちにいつの間にか指導的な自分が出始めたら、スイッチをおもむろにONします。ONするのを忘れてしまったら、次の機会にチャレンジです。

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