relax063 挨拶してみる
タイ国では胸の前で手を合わせてお辞儀するワイという挨拶を受けます。目上の者などへの敬意を表すため、小さい頃から作法の教育を受けており、その美しい挨拶の形に外客の多くは感動します。
日本では、人に挨拶するということに勇気がいります。返事がなければどうしようと思い、お互いにだんだん挨拶できなくなってきます。また、部下や生徒なのに挨拶しないと、遺恨を残したり、非常識の烙印を押されたりします。逆に、気持ちの良い挨拶は好感を持たれます。つまり、円滑な人間関係を生むのです。
もともとの挨拶は「私はあなたの敵ではありません」とか、「私はあなたに敬意を表したい」いうことを示す儀礼的なものだったのかもしれません。しかし、引きこもりがちな現代人にとって挨拶は「私はここにいる、そして、あなたがいる」という互いの存在を確認し、響き合わせるチャンスになります。「私もあなたもいてくれてありがとう」その宣言に癒しを感じるのは不思議なことではないはずです。
恥ずかしくても、不自然でも、少なくとも家族や知人には挨拶運動してみましょう。また、「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶は食事を作ってくれる人への感謝の心を示すことにもなります。一人であっても、目の前にいない農家さんへの感謝の心を示すチャンスなのです。
さて、あなたは今日は何度挨拶をしましたか?
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