« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月28日 (木)

ディテールに神は宿る

 建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉に「ディテール(細部)に神は宿る」があります。優れた建築作品には人智人力を越えた素晴らしい細部がある、という意味です。

Pinkego  自然の世界にも、そんな感動的なディテールが随所にあります。まずはエゴノキ。特に園芸種ではなく雑木に過ぎませんが、花つきが良く、長い柄を持って垂れ下がる小さな花が一斉に開き、鈴なりになります。写真は移植したピンクの花ですが、クリニック周囲はほとんどが自生のものです。

Koajisai  そして、コアジサイ。もともとクリニック周囲はコアジサイの群生地だったのです。はじめて薄暗い林の中でコアジサイの花を見た時は、妖しい美しさに息をのみました。花だけが青白く浮かんで見えるのです。そして、アジサイは装飾花というニセの花がほとんどであるのに対し、コアジサイにはそれがありません。

Koajisai2  つまり、小さな小さな本物の花が集合しています。小さな花には花びらと長い雄しべ・雌しべがあって、拡大してみると星を細工したかのような美しいディテールを持っています。ぜひルーペを持って見てあげてください。感動すること間違いありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月22日 (金)

初夏の自然観察セミナー

Shizenkansatukai  二ヶ月に一度、大仁農場にある環境科学総合研究所の勝倉研究員にお願いして、療院スタッフに周囲の自然を観察する方法を教えていただいてます。勝倉さんは樹医でもあり、植物に関する質問なら何でも答えてくれます。

 今回は療院の散策路から少し入った林の中に足を踏み入れました。虫やヘビやウルシに注意しながら、勝倉先生につき従って、小さな草木についての話を聞きます。

Hanshozuru  写真はハンショウヅルです。紫の花が火事の時に鳴らす半鐘に似ているクレマチスの仲間です。蔓が他の木にからまって、小さな花がツリー飾りのようにぶら下がっています。花のように見えるのはガクだそうです。

Ginran_2  キンランとギンランという絶滅を危惧されている野生蘭も見ることができます。きれいだからといって家に持ち帰っても、栽培はできません。これは根にある菌や樹木に支えられて生きているからです。写真はギンラン。両方とも守ってあげたいほど可憐な花ですね。

 小さな自然に目を向けてみると、しみじみと何かを語りかけてくれるようで、とても癒されます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月18日 (月)

芥川龍之介「蜘蛛の糸」(再録)

携帯ポッドキャストCaspee終了にともない、ファイル保管場所を変更しました。Podcasting Juice新規リスナーのための再録です。解説はリンク先へお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月17日 (日)

relax035 短歌・俳句・詩

 画像ではなく、自分の言葉で世界を切り取ってみる方法が短歌・俳句・詩などです。リラックス法として、日常生活の情景をとらえたスナップ写真のような手軽な短歌をおすすめしています。癒されるだけではなく、物の見方が変わり、生活や人生が豊かになります。

 「スナップ!短歌のすすめ~超入門編」では次の9つのステップを踏んで、短歌によるリラックス法の達人を目指すことができます。(リンク先でWord文書をダウンロードできます)
Tenmado  1)ただごと歌からはじめよう
 2)気持ちを加える
 3)スナップ!する
 4)できあがった歌を清書する
 5)声に出して読む
 6)気に入った歌人の歌を何度も読む
 7)五感を使って自然を観察する
 8)感動や喜びを表現する
 9)新しい言葉と出会う

 天窓の 輝く陽射しに 手を伸ばし 宇宙を触る 車椅子の子

 写真は奥熱海療院を広角レンズで撮影したものです。二階展望台とともに、左右に細長い天窓が見えます。手動開閉式で、暑くなったときに簡単に風を取り込むことができます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年5月10日 (日)

母の日によせて

 今日の母の日によせて、以前つくった短い詩を掲載します。

 昔、近くに住んでいた娘のお友達が胎児の時のことを記憶していました。お母さんが尋ねると、お腹の中はものすごく快適だったのに、突然すべるように外に押し出されて、最悪な気持ちになった、と言うのです。生まれてしばらく右目が見えなかった、と言うので、お母さんも記憶をたどってみると、確かに胎脂が右のまぶたを塞いでいたことを思い出したそうです。

 そこで私の二歳になる娘に尋ねてみると、しばらく首をかしげて考えてから、「そんな昔のこと忘れちゃったわ」とニコッと笑って答えました。

 もちろん、あとで作られた記憶かもしれませんが、胎内環境を良くするために、お母さんが語りかけたり、音楽を流したり、怒らないようにしたり、という胎教は有効だと思いたいですね。

 「生まれなければ良かった」と言って泣く人がいます。「生まれなくていい人はいないんですよ」と語りかけても納得できるものではありません。そんな風に思えれば悩みを打ち明けたりはしませんから。でも、いつかこの詩のような実感が得られればいいな、と祈っています。では、すべての人に「母の日、ありがとう。おめでとう。」

Hahanohi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 5日 (火)

初夏のお散歩コース

 

Kasenjiki2  休みの日に愛犬そらとともに長目の散歩に出かけました。
 Kasenjiki

 まずは川沿いの道をてくてく。数年前から建ち始めた新しい家々は洋風建築が多く、庭の花壇やシンボルツリーが目を楽しませてくれます。




Wakaremichi  さて暑くてバテないように、次は里山の森林に入っていきます。木漏れ日を歩いていると、分かれ道にさしかかりました。

Shokanokiridooshi  左の道を選んで進んで行くと、切り通したトンネルのような道になりました。「となりのトトロ」に会いに行けそうな雰囲気があります。


Ishidatami  さて、森を抜けると、ふたたび川に合流します。ここは人家が少なく、川を覗いてみると石畳が続いていて、人里離れた秘境の温泉にでも来たような錯覚にとらわれます。流れを見ているだけで涼やかで、初夏のお散歩コースにぴったりです。そらも大満足、私もいい運動になって大満足です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エニシダまつりだっ!わっしょい、わっしょい

 我が家のエニシダが二本とも花盛りとなりました。二年前には30cmほどだったのに、今は私の身長を超えてしまいました。いくらカットしても強健で花をめいっぱいに咲かせます。

Enishida1  一本は裏庭の私の一坪の実験農場に植えたもので、黄色が強く、家人や隣人から「お祭りみたいだね」と言われます。実は今年3月、すぐ近くに三十坪の畑を借りたので、実験農場は妻の手に譲り渡されたのです。今はハーブやミニトマトが栽培されています。新しい畑はまだ開墾中です。

Enishida2  もう一本のエニシダは玄関横の庭にありクリーム色の花が咲き誇っています。近くにアジサイ、ミヤギノハギ、コデマリ、銀マサキ、サルスベリ、コニファー、ナルコユリなどが重なって植わっているため、花後に強い剪定をする予定です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 4日 (月)

瑞泉郷花まつり2009~残り2日

 大仁瑞泉郷花まつり2009も残り2日となりました。連休中に入って、ますます大にぎわいです。日中は暑くソフトクリームが大人気でした。

Chirashi  さて、雨の予想の5日は奥熱海療院開院三周年ミニコンサートを開催します。時間は12時30分~13時30分。場所は奥熱海療院エントランスホールで、入場料は無料。ただし、椅子席には限りがあります。内容はMOA美術館職員によるフルートとピアノを中心とした心温まる演奏です。最後に私の作った「大仁はやさしい光」も披露されます。小さなホールですが、音響効果にすぐれ、特にオカリナの響きには誰もが驚くことでしょう。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

 そして、5月6日はいよいよ花まつりのラストです。芝桜は見頃を過ぎましたが、ツツジやフジなどが目を楽しませてくれます。

 伊豆新聞社連載も5日で10回を数え、ますます目が離せません(?)花まつり以後も大仁瑞泉郷・奥熱海療院をよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »