春の山色、庭の芝桜、目に至福の時
昨日の激しい雨で桜がずいぶん散ってしまいました。その代わり青葉が一斉に萌え出でて、すっかり山の色が変わりました。療院の二階からの眺望では、天城連山がくっきりと見え、目にさわやかです。
さて今年も診察室や我が家の芝桜がこんもりときれいに咲きました。我が家のものは昨年のブログでもお伝えしましたが、階段状にしてあり、元は大仁農場で購入した自然農法苗です。五年目ですがまったく肥料を入れたことがありません。病虫害も発生していません。
花の終わりがけに花ガラを含めて表面を長い柄の刈り込みバサミでサクサクっとカットしていきます。あとは梅雨の時期や夏に間引いたり、カットしたり、風通しをよくしたり、しておきます。黄色くなっているものなど大胆に切っても、翌年はまた茂ってきます。要は、蒸れて病気が出ないよう、栄養の取り合いがないよう、ケアしておくだけの管理です。
急な斜面に定植した場合、どんどん表土が流れないように注意が必要です。花が咲く時に隠れるぐらいの低い土留めをしておくと良いでしょう。以前、市販のものを別の斜面に植えたことがありますが、堆肥を入れなかったせいか、きれいに咲かず、繁りませんでした。自然農法のものはやはり強健な印象です。大仁瑞泉郷花まつりでも自然農法の花苗を安価に入手できます。
それから、手はかけなくとも、心をかけ愛でてあげた方が花がきれいに咲く印象があります。ですから、診察室の外の庭は暇あるごとに眺めています。また、施設見学に来られる方々も非常に喜んでくれるため、できるだけ見ていただくようにしています。
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