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2008年12月16日 (火)

relax020 絵本を読む①

Ehoncorner2  大人になると絵本を読むことはあまりしません。でも、誰の心にも子ども時代に読んだ絵本はなつかしく、印象深く残っているものです。あらためて読み直してみると、自分が成長する過程で見失ってきた純粋でキラキラした部分がよみがえります。また、子どもの反応を見ながら、読み聞かせしたり、絵本の朗読会を開いたりすることもリフレッシュ法の一つになります。 
 さて、ここでおすすめの絵本を二回にわたり御紹介しましょう。まず、林明子・作「こんとあき」(福音館書店)です。「あき」のおもり役としておばあちゃんのところからやって来た、キツネのぬいぐるみの「こん」。あきはこんと遊びながら成長していきますが、ある日古くなったこんの腕がほころんでしまい、修繕のためにおばあちゃんの元に出かけることになります。とてもリアルな質感なのに、これほど柔らかくて温かい絵で表現できるのは林さんだけだと思います。

 次に、斉藤隆介・作、滝平二郎・絵「モチモチの木」(岩崎書店)です。弱虫の豆太が急病の爺さまを助けるために、医者を呼びに一人夜道を走り抜ける。普段は臆病者と笑われてもいい、いざという時に愛する者を守ろうとする行動こそが本当の勇気である、というメッセージが民話的に語られます。切り絵が独特の雰囲気をかもし出しています。

 そして、 スーザン・バーレイ・作「わすれられないおくりもの」(評論社)です。みんなが頼りにし慕ってきたアナグマが亡くなり、その悲しみを受け入れ乗り越える過程を描いています。大事な人はその存在が消えても、縁のある人の心に思い出や交流として息づいている、というグリーフケアに適した内容です。

 写真は私の勤めるクリニックの診察室です。箱枠のような家具を重ねて、展示したい物をいろいろ並べたハートウォーミングコーナーを作っています。癒されます~

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