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2008年4月15日 (火)

清浄な土に触れること

 私の勤めるクリニックの隣には農場がありますが、クリニック敷地内にも小さな自然農法の菜園が作られています。

 その畑は斜面の途中の平坦な土地にあります。おそらく、土が流れ落ち自然に平らになったのでしょう。おかげで畑の上は凹面鏡のような形になっています。斜面全体が南向きになっていて、凹面鏡で光を集めたように、ポカポカとした日だまりとなります。北風や西日からも守られた、自然のプレゼントとも言うべき絶妙な環境です。

Ryouinsaienm  担当者を中心に三年目の畑づくりが行われています。この日(12日)は里芋とニラを植え付けました。イノシシなどの害がなければ、夏には大きな里芋の葉で一杯になるでしょう。

 土は生きています。土1gの中に菌が数十億個住んでいます。光や水や温度によって菌はさまざまに変わってきます。巨大なショッピングセンターの生鮮食料品売り場に並んでいる野菜であっても、三つ星レストランできれいに盛りつけされた野菜であっても、菌がなければ生まれません。

 人間の腸も同じです。どんな美しいモデルのような都会人であっても腸には100兆個以上の菌が住んでいます。人間の構成する細胞の数よりも多いのです。「いのち」のかたまりです。いわゆる善玉菌が多く居るほど、健康な体や土になります。

 医食同源という難しい話はまたにして、ここでは土に触れることをおすすめします。化学肥料や農薬を使わない清浄な土は、善玉菌が多く、手触りや匂いが違います。大人も子どもも作業をしているうちにいつの間にか笑顔になり、心がなぜか落ち着く、つまり、立派なリラックス法happy01の一つです。私たちスタッフがそれを実感すれば、皆さんにも自信を持って「あの畑はいのちを育む場所ですよ」と伝えられると思うのです。

 

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コメント

ウンウン、野生の動物は怪我をした時土を掘りその穴の中で傷を癒すと父から幼い頃聞きました。
昔、どろんこ遊びや田植えで土に自然な形で触れていた。
知らず、知らずに癒していたんですね。happy01

投稿: hasegawa | 2008年6月 6日 (金) 12時20分

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